1/16〜 令和6年能登半島地震 緊急支援中

災害支援の
未来を創る。

災害NGOタビイクとは

未来の災害支援の現場を支える
次世代リーダーの発掘と育成を行う、
20代・30代が中心に活動する災害支援団体です。

災害支援の現場に若者を呼び込む仕組みを作り、被災地のリアルな現場の中で支援者育成も兼ねて緊急支援を実施し、未来の災害支援の現場を支える若者の育成を行っています。発災直後の被災地の環境に相性が良い旅人を災害支援に呼び込み、緊急期から支える次世代リーダーの発掘や、リモートワーカーを災害支援に巻き込むことで、長期支援者数の増加を狙う取り組みも行なっています。

チーム平均年齢 23歳

参考:総務省統計局「災害ボランティア活動の状況 」

災害支援の現状

災害支援現場で活動する大半が35歳〜54歳

現在の災害支援の現場は、技術と経験を持ち合わせ、お金と時間に余裕がある定年退職後の支援者が多い現状があります。現在災害支援の現場で活躍する大人たちが引退したあと、災害支援の現場は、技術も経験も持ち合わせない若者が担うこととなります。今から20代・30代が災害支援に出会い、技術と経験を培っていかなければ未来は一体どうなるのでしょうか。

若者にしか
できない
支援がある。

未来の災害支援の現場を支える
次世代リーダーの発掘と
育成をするために。

私たちは大きく3つの軸を持って
活動しています。

私たちの3つの軸

1

若者が災害支援に
出会うキッカケになる

能登半島地震の発災後3ヶ月間で約1,000名の20代・30代の支援者が"災害NGOタビイク"をキッカケに支援に訪れました。

若者を災害支援の現場に呼び込む仕組みを作り、リアルな現場の中で、未来の災害支援の現場を支える若者の育成を行います。

2

旅人が災害支援の現場で
活躍する場所づくり

慣れない過酷な環境の中でも力強く活躍できる旅人たちは、災害支援と相性が良いと考えます。

発災直後の被災地は、支援者にとっても過酷な環境となります。旅の経験から、さまざまな環境に慣れている旅人たちは、フットワークも軽く、被災地に駆けつける力もあります。旅人たちが活躍できる現場を作り、緊急期から支える次世代リーダーの発掘・育成を行います。

3

長期支援者を増やす

フリーランス、ノマドの人が支援をしながら仕事をし、長期で滞在できる環境を。

支援ボランティアの課題として挙げられるのは、長期支援者の資金面です。ボランティア不足につながるこの課題の解決案として、緊急期が過ぎた時期にてWi-fiや電源を完備しオンラインでの仕事環境を整えています。「被災地に長く居続ける」ことで出来る支援もあります。週4日は支援をし、週3日は仕事をするというライフスタイルが実現します。

若者ならではの
発想で。

災害支援の現場はどうしても現代システムの反映が遅れていきます。20代・30代ならではの現代の便利を使ったシステム化を行い、災害支援の現場がよりスムーズになるよう、また幅広い世代へ支援の様子が届き、興味・関心を持ってもらうための活動も行なっています。

Youtuber、インフルエンサー、美容師、 整体師などがタビイクをキッカケに被災地に訪れ、それぞれの得意分野で様々な形の支援を行っています。

支援に訪れた
発信を強みとする旅人たちの総フォロワー

0

連携団体

若い世代の育成として、長年災害支援の前線で活躍する災害NGO結と連携し、プロの技術と知識をリアルな現場で一緒に活動しながら教われる環境を作っています。

国内で災害があると24時間以内に駆けつけ現場を走り回り、情報収集・発信を通じて、支援・復興が円滑に行われる環境を整えている緊急支援団体。 2011年の東日本大震災から、全国各地で活動。被災地全体をみて、必要なところに能力がある人を調整する。被災地の課題解決に必要な人を結ぶ活動をしている。

令和6年能登半島地震被害からの 復旧・復興においての事業目標

地震・津波被害も含む能登町エリアを中心に、支援物資や支援者を送り込み、現地のニーズに合わせて必要な支援を提供する。
活動人数:300人 / 災害復旧の活動調整戸数:200戸 / 生活環境改善戸数:100戸

令和6年能登半島地震被害からの 復旧・復興においての事業内容

活動場所
石川県鳳珠郡、能登町
支援対象・件数
上記地域内にある被害家屋:約6000件
具体的な活動内容

支援歴

2011年3月

東日本大震災(宮城県・石巻)

2016年4月

熊本地震(熊本県・阿蘇)

2018年

西日本豪雨(岡山県・真備)、台風19号(長野県・長沼)

2020年

令和2年7月豪雨(熊本県・八代)

2022年

福島県沖地震(福島県・南相馬)

2022年

令和4年8月豪雨(新潟県・村上)

2022年

令和4年8月豪雨(石川県・小松)

2023年

令和5年7月豪雨(富山県・立山町白岩)

代表について

富山県出身 石田拓人(33歳)

東日本大震災で災害支援に出会い、西日本豪雨からサテライトの運営や現場コーディネートなど長期で緊急支援をするようになる。
これまでは個人として、災害NGO結や災害NPO旅商人と連携して現場コーディネートを行なったり、コーディネート向上のためコミサポひろしまで技術系として活動してきた。また、最近では単独で地元富山の立山町白岩の堤防決壊エリアをコーディネート。
本業の関係で若者や旅人、リモートワーカーのコミュニティに精通しているため、これまでも数多くの若者や旅人を災害支援に呼び込んでいる。今後を見据え令和6年能登半島地震から”災害NGOタビイク”の団体を立ち上げ、団体として災害NGO結と連携して活動する。

なぜ、旅人なのか。

世界各地で起きる自然災害やテロ、殺人などの悲しい出来事が毎日のようにテレビのニュースやネット記事で流れてきます。日本でも地震、津波、豪雨など多くの人々が被災する自然災害が発生しています。

そのようなニュースに触れた時、自分にできることを行動に移す人、気にも留まらず普段通りの生活を送る人など捉え方は様々。どちらが良い悪いではなく、なぜ違いが生まれるのでしょうか。

『自分事』と『他人事』、この違いの根源にあるのは“そこ”に『大切な何か』があるかどうかだと考えます。

私たちは世界中を旅する人が増えることで、世界中に『大切』な何かが増え、1つでも多くの物事を他人事ではなく自分事として捉える人が増えると信じています。

『ただの遠い国』のニュースが『自分の大切な何かがある国』の出来事に変わることで、感情が変わり、行動が変わり、世界がちょっとよくなると信じています。

だから私たちは愛に溢れる世界を目指し、旅人を増やし続ける事業"海外旅人育成企画「タビイク」"を12年に渡って本業として経営してきました。

海外旅人育成企画"タビイク"は、「旅がしたいけど不安で一歩が踏み出せない」人を対象にした6日間の現地実践型の旅人育成企画です。
「世界中に大切な人を、大切な場所を、大切な何かを。」をビジョンに掲げて旅人を増やしています。
世界中、日本中に大切なものが増えて"自分事"が増えれば、災害支援の現場に駆けつける人が増えたり、「大丈夫かな。何かできることはあるかな。」と考える人が増えるのではいか。
旅人はフットワークが軽く、過酷な環境でも楽しさを見出しながら生活ができることも強みです。緊急期の災害支援にも相性がいいと考えます。
「旅人が増えれば、世界変わる。」そんなミッションを掲げるタビイクの次のステージとして、私たちは災害支援の場で旅人が輝く未来を作っています。

代表が貴重品取り出しで現場で活動している際、瓦礫の中から海外旅人育成企画"タビイク"のチラシを見つけた時の写真

団体概要

名称
災害NGOタビイク
住所
〒929-2223 石川県七尾市 (能登半島地震支援拠点)
代表
石田拓人
設立年月
2024年1月15日
活動人数
1,000名以上(運営4名)